2024.10.03
※危険※塗料選び 業者さんが選んだ塗料!ほんとに大丈夫!?高い塗料が良い?安い塗料はダメ?
外壁塗装をご検討させる方には避けられない塗料選び
最近では、各メーカー様より(国内メーカー・海外メーカー)様々種類の塗料が販売されており、正直、塗装会社である弊社ですら悩んでしまう場面もあるのが現状です。ご検討中の方・今後、お見積りをご検討の方が目にする見積り書には各業者さんの使用する材料(グレード)が記載させているかと思いますので参考になれば幸いです。
アクリル塗料
アクリル塗料とは、アクリル樹脂を使用した塗料の事となり
現在、使用されている塗料の中では、安く手軽に手に入るため、DIY等のも良く使用されている塗料となります
ですが、耐久性が低いため、外壁の塗り替えには、現在はほとんど使用されない材料の種類です(仕様内容によります)
ウレタン塗料
ウレタン塗料は、ウレタン樹脂を使用した塗料の事となり
伸縮性や密着性が高いため、金属や木部など様々な素材にも使用出来る事が最大の特徴です。(下塗り材を使用後)
耐久性は若干低いので外壁の塗り替えでの使用は少なめですが、雨樋、庇などの付帯箇所には、よく使用される種類です
シリコン塗料は、シリコン樹脂を使用した塗料の事となり
現在、一般的に良く使用されている塗料になり、耐久性と費用の良さから、現在の外壁塗装・塗り替えでは圧倒的に使用されている塗料となっています。
(外壁・屋根共)
フッ素塗料
フッ素塗料とは、フッ素樹脂を使用した塗料の事となり
紫外線に強く耐久性に優れているため、外壁塗装だけではなく、一度、外壁塗装・塗替えをすると次は、当分の間は簡単には施工が出来ない、大型施設・公共施設・マンションなどにも使用されている塗料となっています。
その時の工事費用はシリコンに比べると高いですが、高耐候・高耐久の為、色褪せ(チョーキング現象)にも強く、長い目でみるとコストパフォーマンス的に良い塗料です。
しかし、注意点として、他の塗料に比べて粘性が低いため、施工技術が必要です。
未熟な職人さんが施工すると、ムラがでたり塗料が垂れてしまう事もありますので、実績がある業者さんに施工してもらう事をオススメします
無機塗料(無機有機ハイブリッド)
無機塗料とは、無機成分と有機成分を組合わせた塗料となり、業者さんによっては、無機有機ハイブリッド塗料と呼ぶ場面もある塗料となっています
紫外線に強く硬く割れやすい(無機成分)・柔軟性は有るが劣化しやすい(有機成分)両方の欠点を解消し、高性能な塗料を実現した塗料の事になります
上記、フッ素と同様、シリコンに比べると高いですが長い目で見ると、コストパフォーマンスを求める方にはオススメな塗料です
ラジカル制御塗料
ラジカル塗料とは、ラジカル制御を塗料が行ってくれる塗料となっています。文字見ると難しいですが、塗膜を弱らせる原因の(ラジカル)の発生や活動を抑えることで塗膜を長持ちさせる、最新技術を使用した塗料になり、近年は凄い勢いでシェアを拡大している塗料となっている話題の塗料になります。塗料価格も通常の塗料と大きな差はないため、塗装業者さんにも人気がある塗料の一つです
その他にも、エポキシ・ポリエステル・合成樹脂・遮熱・特殊塗料(その他多数)なども存在しているので、しっかりと知識・実績のある施工業者さんに提案・対応をしてもらう事をオススメします。(塗装する材質に合う・合わないがある為)
●過度な性能を説明する業者には注意
●直ぐに契約を迫る業者には注意
●高額なお見積り額から、高額なお値引きをする業者には注意
大切な、そして高額出費になってしまう外壁塗装。ご検討の際にホームページやチラシに書いている事が決して正解ではございません。
まずは直接あってお話をし、相談・対応・人間味を判断し、焦らずゆっくりと考えて頂き、周りの方(親族・ご近所)に相談し、外壁塗装の失敗!塗替えの失敗!のリスクを少しでも抑えてかの契約を心よりお願い申し上げます。