2024.10.02
実は!!!分かるようで分かりずらい防水工事について
本日、ご契約にお伺いさせて頂きましたお客様とお話しているなかで、見積りの項目に通気緩衝工法・密着工法と書いていたが分かりにくいと言うお言葉を頂きましたのでご説明いたします。
ウレタン防水と言う言葉は耳にした事が有る方も多いかと思いますが、大きく分けて2パターンが存在し
通気緩衝工法 通気性能のある通気緩衝シートを貼り付けた後に、脱気筒(小さい煙突状)を取付けその上から防水材を塗布します。 そうすることで、外部に水蒸気を逃がすことができるため膨れる事が少なく、 下地と防水層が固着しませんから(絶縁工法)と呼ばれます。
密着工法 防水層を下地処理後に完全に密着させると言う施工になり、 この工法としては、工期が比較的早く、コストパフォーマンスが高い点が喜んで頂ける施工となります。 しかし、 防水層が下地に密着するため、下地に含まれている水分の影響を受けて、防水層にヒビ割れが発生する場合もあります。
その他にもFRP防水・塩ビシート防水・アスファルト防水(その他)と言った防水がある為、高額な施工が正しい・安い施工はダメと言う事な無く、現状の状況・環境・今後のメンテナンスの事を考え、親身に相談でき、知識のある業者さんを選んで頂くと防水工事の失敗が少しでも軽減されると思います。